仕事中に流れる音楽・BGMの効果とは
仕事中に流す音楽やBGMには、集中力を高める可能性があります。まずは仕事中に流す音楽やBGMの効果について、詳しくご紹介します。
仕事への集中力を高められる
パソコンのキーボードを叩く音やコピーなどの電気機器の音、書類をめくる音など、オフィスにはさまざまな雑音があり、集中力が下がってしまう場合もあります。逆に、オフィスが静まりかえっていると緊張感が生まれてしまい、集中力があまり長続きしない場合もあるでしょう。そこでオフィスに音楽を流し雑音を気にならなくさせることで、集中力のアップを促すように図ることが可能です。
ただし人の集中力は長くても1時間半程度しかもたないので、音楽を90分ほど流したら、リラックスできるようなおだやかな音楽を10~15分程度流すことをおすすめします。集中力をだしきったところで疲れをとれるような音楽が流れるとリフレッシュ効果がうまれ、再び集中力を高めやすくなるようです。
時間ごとの効果的なBGM選び
時間帯に応じてBGMを変更することで、メリハリがうまれて仕事の効率化も期待できます。たとえば、朝の時間帯には通勤による疲れをやわらげて効率よく集中させる効果が期待できる、ゆったりとした楽曲がおすすめです。
午前中からお昼までは、仕事に集中できるようなクラシック音楽を流すと集中力アップにつながります。昼食後は眠くなりやすいため、アップテンポな楽曲を選びましょう。ゆっくりとした音楽を流すと逆効果になってしまいます。
夕方の時間帯は、リズム感を重視しながらも抑揚がひかえめなBGMを流すことによって、より集中力が長く続くようになるでしょう。
時間帯によって効果的なBGMは仕事内容や職場環境によって異なります。時間帯に合わないBGMを社内に流すと逆効果になる恐れがあるため、選曲は慎重に行うようにしましょう。
BGM効果で残業を減らすことができる?
BGMには残業削減につながる効果も期待されています。ここでは、具体的にBGMで残業を減らす方法についてご紹介します。
帰りたくなる音楽は社内を帰宅ムードにできる?
「蛍の光」がスーパーやショッピングセンターなどの閉店時間を知らせるように、オフィスでも終業時間に決まった音楽を流すことによって、それが帰宅の合図となる場合もあります。
ある企業では終礼の合図に映画「ロッキー」のテーマソングを流すことによって、残業時間が20%以上も減少したケースもあります。
決まった時間に決まった音楽、またはアナウンスを流し、さらに働く人の感情に合った音楽を流すことによって、「帰る気分」にさせて社内を帰宅ムードに促すことが可能となります。
BGM効果で残業削減を図りたいなら、「OTORAKU -音・楽-」がおすすめ
前述のとおり、オフィスBGMを導入すれば周りの雑音が気にらなくなり集中力がアップにつながります。集中して仕事をすることで無駄な時間が省けて、仕事の効率アップにもつながるでしょう。効率よく仕事を終わらせることができれば、結果的に残業時間の削減にもつながります。
BGMを活用するなら、BGMサービスを利用するとよいでしょう。
たとえば業務用BGMアプリ「OTORAKU」では、残業抑止を目的とした多数のプレイリストが用意されています。
残業抑止用のプレイリストのひとつに、東京藝術大学との共同研究によるオリジナル楽曲のプレイリスト「帰宅を促す音楽」があります。終業時の状況に応じた気分に寄り添う全三楽章の楽曲で、オフィスワーカーの「帰宅する気分」を徐々に促す効果が期待できます。
第一楽章では、思ったように作業が進まないという心理状態に寄り添う、憂鬱な雰囲気のピアノ独奏が流れます。第二楽章では、「仕事が順調に進み始めた」ような雰囲気に合わせた、穏やかな印象のギターとピアノのアンサンブルです。そして第三楽章ではキリのいいところで仕事を終えて、晴れやかな気分で職場を出るような軽快なワルツが流れます。
毎日時間ごとに決まった音楽を流すことにより、社員が無意識のうちに帰りたくなるように促すことができます。
また、朝・昼・夕方のそれぞれの時間帯用に「ノー残デー」をアナウンスするプレイリストもよいでしょう。その時間帯にあったBGMと一緒に、TVやCMなどでなじみのある男性または女性のアナウンスが流れて、作業中でも自然と耳にはいってきます。「ノー残デー」をしっかりと知らせることで、残業抑止のきっかけ(気づき)を与えて、社内に帰りやすい雰囲気をつくります。
もちろん、残業抑止の目的以外でも利用できる楽曲が数多くあります。配信楽曲を使って、自分でプレイリストをつくることも可能なので、オフィスの雰囲気に合ったBGMを流せます。プレイリストは、業種・音楽ジャンル・時間帯・季節・雰囲気などのカテゴリから選べます。BGM選びに悩むときは、たとえば会社であれば「オフィス」カテゴリからプレイリストを選ぶことで、作業効率化や残業抑止効果を期待できるプレイリストと出会えるでしょう。
また、分単位で再生時間をタイマー指定できるので、たとえば「午前中はクラシック、昼休みには、普段とは違うにぎやかな楽曲を流して楽しい雰囲気にしよう」など、時間帯ごとの効果的なBGMの切り替えも自動で行うことができます。
まとめ
今回ご紹介したように、オフィスBGMには集中力アップだけでなく、作業効率アップへの効果も期待できます。ただし、時間帯によって効果的なBGMは異なるため、楽曲を選ぶときは慎重に行うことが大切です。オフィスBGMの運用を手間に感じる場合は「OTORAKU」のような音楽配信サービスを利用するのがよいでしょう。
「OTORAKU」はアプリなので、導入時は特別な工事は不要で、モバイル端末とWi-Fi環境があればすぐに利用できる、手軽なサービスです。
働き方改革の推進を目指して、残業削減やオフィス環境を快適にしたいと考える方は、まずは無料トライアルを利用してスマートフォンなどお手持ちの端末をつかって、「OTORAKU」を試してみてはいかがでしょうか。