リラックスできるエステサロンに必ずある「コンセプト」とは?
評判の良いエステサロンには、必ずお店ならではのコンセプトがあります。この記事ではエステサロンづくりで必要とされるコンセプト設定とは何か、詳しくお話します。
コンセプトの必要性とは
コンセプトが必要な理由のひとつとして、まず「お店のカラーを決める」ということがあげられます。どのようなお店なのかはっきりしなければ、施術やサービスの内容はもちろん、内装やBGMなどの雰囲気を決めることができません。
また、コンセプトが明確であればエステサロンの経営方針がぶれにくくなります。軸となる方針がぶれてしまうと、そのサロンならではの魅力がお客様に伝わりにくくなってしまいます。結果、リピーターの獲得が難しくなったり、客足が遠のいたりする可能性があります。逆にコンセプトが明確であればお客様が望む雰囲気をつくりやすくなり、「ここでしか味わえない体験」を求めて多くのお客様が足しげく通うサロンになるでしょう。
コンセプトの決め方
コンセプトを決めるうえで押さえておきたいポイントは、「誰」に対して「何」を提供するのかを明確にすることです。「5W2H」でいう「Who(誰に)」と「What(何を)」がこれにあたります。具体的なターゲット層と提供するサービスを明確にすることで、サロンのコンセプトイメージがわきやすくなります。
なかでもターゲティングは重要です。ターゲットに合わせたコンセプトを設定することで、新規顧客やリピーターの獲得につながりやすくなります。例えばセレブ層を狙うなら内装からサービスまで、贅を尽くした高級サロンを目指すことになるでしょう。
加えて競合他店のリサーチも欠かせません。無造作に他店のサロンをまわるのではなく、自身がイメージするコンセプトに近いお店をチェックしてみましょう。それによって、自分では思いつかなかったようなアイデアがきっと見つかるはずです。
コンセプトを決めるうえでの注意点
あまりに漠然としたコンセプトにしてしまうとサロンの一貫性がなくなってしまうので、具体的で明確なコンセプトにしましょう。また、コンセプトが明確であっても、ありきたりでは他店との差別化が難しくなります。極端に奇をてらう必要はありませんが、自店ならではのオリジナル要素を盛り込むことが大切です。例えば「どこよりもアットホームなエステサロン」「SNSで拡散したくなるオシャレさが魅力」など、他店より抜きんでているアピールポイントを考えると良いでしょう。さらに、これらのキャッチフレーズに加えて自店のコンセプトをBGMで伝えることも有効です。
エステサロンの雰囲気はBGMで決まる
エステサロンの雰囲気はBGMによっても決まります。例えば各国独自のマッサージに特化したサロンであれば、その国をイメージさせる音楽を流すのがおすすめです。ここでは、エステサロンのスタイル別におすすめのBGMをご紹介します。
タイ古式マッサージ
日本でもお馴染みのタイ古式マッサージ。"世界で一番気持ちいいマッサージ"とも呼ばれ、幅広い層のお客様から支持を得ています。押しや揉み、ストレッチなど様々な要素があり、いくつかの体勢で施術を受けるのが基本です。タイ保健省の調査によると、頭痛や肩こりをはじめとした数十種類もの症状に効果があると医学的にも証明されています。
そのようなタイ古式マッサージに合うBGMといえば、アジアの風を感じさせてくれるようなオリエンタル系のBGM、または気持ちを落ち着かせて癒やし効果を高めるヒーリングミュージックが良いでしょう。
ハワイのロミロミ
ハワイのロミロミは、オイル・ハーブ・ホットストーンなどを用いた施術です。日本国内で浸透しているサロンは、エステサロンとリラクゼーションサロンの2種類に分けられ、ロミロミはリラクゼーションがメインです。身体の筋肉を緩めて心身の緊張をほぐし、ゆったりとした気分で過ごすことができます。
リラクゼーションがメインとなれば、やはり雰囲気はとても重要でしょう。ロミロミに合う音楽も色々ありますが、ヒーリング系以外でも南国系のワールドミュージックや、明るい気持ちになれるハワイアン・ポップスなどがBGMとしておすすめです。
インドのアーユルヴェーダ
相手の身体状態・悩みなどに合わせてハーブやオイルを選び、施術を行うのがインドのアーユルヴェーダです。日本ではリラクゼーションとして利用されることが多いものの、インドでは予防医療や代替医療としても利用されています。アーユルヴェーダは、中国医学やギリシャ医学と並ぶ世界最古の伝統医学とも呼ばれており、心身の健康を保つための様々な効果があるとされています。もちろんリラクゼーション効果も高く、心身の緊張やストレスを解消することができます。
アーユルヴェーダのサロンに合うBGMは、インドらしいヨガミュージックや、癒やし・リラックス効果を高めてくれるヒーリングミュージックなどがあげられます。ほかにはオリエンタル系のBGMもマッチします。
BGMでリラックスしてもらうには「OTORAKU -音・楽-」がおすすめ
BGMはただ再生すれば良いものではありません。流す楽曲を間違えるだけで、お客様のストレスにつながってしまう可能性もあります。そこでおすすめなのが、株式会社USENが運営する店舗用BGMアプリ「OTORAKU」です。
「OTORAKU」はBGMのプロがつくったプレイリストが多数用意されており、業種やジャンル、季節や時間などのカテゴリから簡単にプレイリストを選ぶことができます。さらに、配信楽曲を自由に使ってお店だけのプレイリストをつくれるので、店舗コンセプトにぴったりのBGMを流せます。
また割り込み再生機能を搭載しているので、例えば個室でサービスをご利用している客様からのリクエストにすぐに応えることができます。ほかにも、癒しを感じる自然音をBGMにかぶせて流せる「効果音」もリラックス効果をアップさせる有効な機能です。効果音は曲間でも流れるので無音になる瞬間がなく、癒やしの雰囲気を途切れなく演出することが可能です。
店舗用BGMとして音楽を流す場合、基本的には商用利用となるので楽曲の著作権の許諾が必要となります。市販CDなどをBGMとして店内で流すには、JASRACなどの音楽著作権管理事業者へ著作権の手続きや支払いをしなければなりません。例えば使いたいCDがある場合、著作権管理事業者であるJASRACに申請し、受理や支払いが済んで実際にCDがBGMとして使えるようになるまで2週間程度はかかります。しかし「OTORAKU」なら面倒な著作権処理の手続きや支払いは不要で、安心して全配信楽曲を利用できます。
気になる費用も楽曲単位での購入ではなく、定額制で月額2,980円(税抜)から利用できるので、使えば使うほどお得です。ご自身でCDを探して購入し、著作権の許諾処理を行うというような手間のかかる作業を行わずに、毎日更新される豊富で新鮮な配信楽曲を流すことが可能です。
BGMはお店のコンセプトを伝える最大のツール
店内で流すBGMは、サロンの店舗コンセプトをダイレクトにお客様に伝えることができる最強ツールといえます。聴覚を通して店舗コンセプトを表現し、サロンの魅力を訴求できます。まずは「OTORAKU」のような手軽なBGMサービスをうまく使って、サロンの雰囲気にマッチする楽曲やプレイリストを探してみましょう。導入前に操作感やプレイリストを確認しておきたい方は、スマートフォンやタブレットですぐに試せる「OTORAKU」の無料トライアルを利用するのもおすすめです。