和食レストランや割烹、料亭のBGMについて
和食レストランや割烹、料亭では料理やサービスはもちろん、空間作りにも気を配ることが大切です。ゆっくり時間をかけてコース料理を味わったり、のんびりと穏やかなひと時を楽しんだりできるのは和食レストランや割烹、料亭ならではの魅力のひとつ。そんな空間作りに欠かせない要素が、店舗に流れるBGMです。
BGMには、心理的効果があります。心理的効果とは、音楽により心をリラックスさせたり気分を高めたりと心理面をコントロールできるというもの。一般的にスローテンポの音楽は不安やイライラを解消させ、心をリラックスさせてくれます。一方、速いテンポの音楽は楽しい気分にさせてくれます。
上記の点を踏まえると、和食レストランや割烹、料亭ではスローテンポで落ち着きのある"和楽器音楽"や"ジャズ"をBGMにするのがおすすめ。合わせて照明や内装にもこだわれば、より居心地のよい空間に仕上げることができます。
"和楽器音楽"と"ジャズ"で上手に空間作り
和食レストランや割烹、料亭にぴったりのBGMが、和楽器音楽とジャズです。それぞれの魅力をご紹介します。
和楽器音楽の魅力
和楽器音楽に使用される楽器の多くは大陸渡来のもので、日本人向けに改良されて現在の"和楽器"として定着したとされています。
そんな和楽器は"管楽器"、"弦楽器"、"打楽器"の3つに分けられます。管楽器はまとめて"笛(フエ)"と呼ばれ、歌舞伎の音楽で使われる"能管(のうかん)"や雅楽で使われる"竜笛(りゅうてき)"などがあります。また弦楽器には江戸時代からの伝統とされる"三味線"、打楽器には様々な祭事や儀式にも使われる"太鼓"などがあります。
単独で演奏されることも多く、独特な存在感を放つものばかり。その趣のある美しい音色は、洋楽器では表現できない和楽器ならではの魅力です。
そんな和楽器を使用した音楽の特徴のひとつが、音階です。和楽器音楽では、一般的な音階とされる"ドレミファソラシ"から"ファ"と"シ"を除いた音階が使用されます。特筆すべきポイントは、楽器の状態や天候ひとつで変化する繊細かつ美しい音色。この音色こそ、楽曲に和の雰囲気を与える重要なポイントです。狭い空間ほど美しい音色を響かせることができるため、風情ある和食レストランや割烹、料亭を演出したい場合にぴったりです。
近年では、伝統的な音楽だけでなくJ-POPを和楽器アレンジした音楽もあります。カジュアルな雰囲気の和食レストランや割烹、料亭の場合、和楽器アレンジをBGMにするのもおすすめです。
ジャズの魅力
落ち着いた空間作りにぴったりのジャズ。魅力として、独特なリズム感があげられます。このリズム感は"ビート"で表され、ビートにより楽曲の印象やスピードが大きく左右されます。
J-POPやロックなどの音楽が8ビートなのに対し、ジャズは4ビートが基本です。4ビートは楽曲に落ち着いた印象を与え、速いテンポの楽曲でもそれほど速さを感じさせないのが特徴です。そのため、和食レストランや割烹、料亭のBGMとして流すことで、お客様がリラックスしやすい空間を整えることができます。楽曲によってはアクセントとして裏打ちがされているものもあり、程良い緊張感を与えてくれます。
そんなジャズには、スムース・ジャズやクラブ・ジャズ、サロン・ジャズ、ニュー・ジャズ、スロー・ジャズ、ラテン・ジャズ、ジャズ・ヒップホップなど様々なカテゴリがあります。なかでも、和食レストランや割烹、料亭には優雅な空気感を演出してくれるスロー・ジャズがおすすめ。カジュアルな雰囲気の和食レストランや割烹、料亭なら、明るい雰囲気のラテン・ジャズがおすすめです。
著作権の申請・手続きが不要なBGMサービス!
店舗のBGMとして音楽を利用する場合は、あらかじめ著作権の問題をクリアしておく必要があります。ほとんどの音楽には著作権があり、該当する管理団体に申請・手続きをしないとBGMとして使うことができません。もしも著作権処理の申請手続きをせずに利用したことが明るみになれば、違反行為とみなされ罰せられます。
著作権処理の手続きには時間と労力を要します。そのため、「できるだけ短期間で済ませたい」「面倒な手続きを省きたい」という方には、アプリを利用した音楽配信サービスの利用がおすすめです。なかでも「OTORAKU -音・楽-」は、豊富な楽曲をリーズナブルに利用することができます。
「OTORAKU」で配信している楽曲は、すべて著作権処理済み。楽曲内容も国内で人気の楽曲はもちろん、海外のインディーズやEDM、クラシック音楽、ヒーリングミュージックなど幅広いジャンルが揃っているため、店舗に合った楽曲を選ぶことができます。
また、気に入った楽曲で店舗オリジナルのプレイリストの作成も可能。タイマー設定で、曜日や時間帯でBGMを自動で切り換えることもできて便利です。
季節やイベント時期では、時期訴求ができるプレイリストも配信。シーズンに合ったBGMを流すことで店舗空間を盛り上げることができます。
和食レストランや割烹、料亭には、「優雅なお琴」「雅なJ-POP」「THE ラテン・ジャズ」などのプレイリストはいかがでしょうか。上品で優雅な楽曲で、料理をよりおいしく演出します。また、配信楽曲は全て著作権の申請・手続きが不要なので、安心してご利用いただけます。
まとめ
和食レストランや割烹、料亭において、お客様の満足度を高めるためにはBGMにこだわることが大切です。スローテンポの楽曲を選ぶことがポイント。なかでも、雅な空間を演出できる和楽器音楽や、リラックス感を与えてくれるジャズがおすすめです。
和楽器音楽やジャズをBGMとして取り入れるのであれば、「OTORAKU」が役立ちます。「OTORAKU」では楽曲を音楽ジャンルや業種などでカテゴリ分けしており、音楽ジャンルは"和風"、業種は"和食"から簡単に選曲できるため迷うことがありません。
より素敵で快適な空間作りとして、ぜひご利用ください。